都立高校入試は志望校に進むための重要な試験であり、進路を大切な日でもあります。数年前からひたすら入試に向けて勉強に励む方もいると思いますが、効果的な対策や過ごし方をすることも大切です。まず「模擬試験」の活用です。模擬試験とは、実際の試験会場に足を運び行われ、過去の入試問題をもとに難易度や出題形式が出されるので、自分がどれくらい通用する学力なのか現状の実力を測る良い機会になります。
一般的に模擬試験は、都立高校側ではなく、テスト業者が主催しているので、別名「業者テスト」と呼ばれたりもします。次に志望校の「学校説明会」です。勉強することも大事ですが、時間の許す限り進路希望である都立高校の学校説明会には参加しましょう。参加することで、志望校の雰囲気や教員、教育方針、進路実績、部活動などで在校生が実際に活動している様子や授業風景なども見学できるかもしれません。
ホームページなどのインターネット上からでは得られない情報を知ることができるのが、学校説明会の良いところです。決して参加したからといって、都立高校入試の合否に関係することはありませんが、実際の志望校の雰囲気を肌で感じ取ることでモチベーションが向上する精神的なメリットもあります。次に毎年必ず訪れる「夏休みの過ごし方」です。1ヶ月以上ある夏休みの期間の過ごし方次第で都立高校入試に成功するかしないかの重要な鍵になります。
自由な時間がたくさんあるので、この期間でしっかり勉強する生徒としない生徒では学力に大きな差が生まれます。そのためにも夏休み前には事前に勉強スケジュールを計画しておくことが大切です。