都立高校入試の受験対策として、過去問題集などに取り組んでいる方も多いのではないでしょうか。過去問題は都立高校毎の入試の傾向や対策を知る上でも重要な学習方法です。過去問題は出題されないから解く必要がないと感じる方も実際に解くことで、自分の学力がどれくらい通用するのか測ることができるのでおすすめです。取り組み方としては、都立高校入試に出題された過去5年分の過去問題に取り組むことが大切です。
直近の1年分のみでは、問題の傾向や出題形式を把握する材料としては不十分で、マークシート形式が採用されている年もあれば、筆記形式で行われいる年度もある場合も考えられるため、複数年分の過去問題に取り組むことで様々な問題傾向や出題形式に対応できるようになります。次に入試本番と同じように時間を計って取り組むことです。一般的に都立高校の受験は、一教科50分で行われているため、過去問題を解く際は一教科ずつ50分計って取り組むことで時間配分を体感で覚えることができます。時間を計測せずに解いてしまうと一つの問題にたくさん時間をかけてしまう癖がつくので、本番で時間がなくなって全ての問題に取り組めないという事態になりかねます。
他にも都立高校入試の過去問題を解いて、間違えた問題は必ず「解き直す」ことが大切です。解答の解説を読んで理解し、改めて自分の力で再度解き直すことで理解力を高めることができます。満点取ることも重要ですが、間違った問題を解き直して減点や苦手な問題を克服することも大切です。